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# 意図台帳（Intent Ledger）

> Status: 中核となる考え方 · 対象バージョン 0.1.x

## このページの内容

意図台帳は、Planetz を単なるエージェント実行ツールで終わらせない中核の考え方です。**何が、誰の判断で決まり、それが今もあなたの望みと一致しているか**を継続して記録します。これによって、見えにくいドリフトを見つけて扱えるようにします。

***

## 反転：意図が真実源になる

通常のコードベースでは、**コードが真実**です——システムが実際に何をするかを記録する唯一の場所であり、意図は散らばったチケット、チャットログ、人の頭の中にあります。エージェントがコードの大半を書き始めると、これは致命的です。どの挙動が*決められた*もので、どれが AI が単に*推測した*ものか、誰にも言えなくなります。

Planetz はこれを反転させます。

> **意図台帳が真実源。コードとテストはそれに説明責任を負う。**

台帳は、使い捨てのワークスペースの外に、永続的な記録として保持されます。コードは捨てて再生成できますが、あなたが決めたことの記録は、生き残る資産です。

## 「決定」が捉えるもの

エージェントが作業する中で、彼らが下す意味のある決定はすべて記録されます——ただのコード 1 行としてではなく、人が普段は見失ってしまうものを捉えたエントリとして。

| 各決定が記録するもの     | 平たく言うと                                         | なぜ重要か                                         |
| -------------- | ---------------------------------------------- | --------------------------------------------- |
| **何が決められたか**   | 決定内容を一文で                                       | 差分ではなく、人間が読める記録                               |
| **どこから来たか**    | あなたの明示的な要件か、設計上の選択か、エージェント自身の仮定か、事後に気づいただけのものか | **出自**——*あなたが決めたこと*と*AI が選んだこと*の境界。普段はこれが揮発する |
| **意図とどう関係するか** | あなたが頼んだことを支えるのか、そこから逸れるのか                      | **トレーサビリティ**——これがドリフトの自動検出を可能にする              |
| **取り消しにくさ**    | 安く戻せるか、高くつくか                                   | 意図的な確認が本当に値する箇所を決める                           |

\*「どこから来たか」*の軸が核心です。*「あなたが要求した」*のか*「エージェントが仮定した」\*のかの違いは、まさにエージェントが関わった瞬間に通常は消えてしまう出自であり——Planetz はそれを保持します。

## ドリフトはこうして可視化される

決定は、あなたが実際に決めたもの（要件・設計項目・タスク）にトレースできるとき **anchored（アンカーあり）** です。何にもトレースできない決定は **unanchored（アンカーなし）**——エージェントが、あなたの意図への何のリンクもなく挙動を変えた、ということです。

> **アンカーなしの決定はドリフトの兆候です。** リリース後に発見するのではなく、起きたそばから Deck 上で見えます。

これがハーネスの強制できるシンプルで厳格なルールを支えます。実質的な挙動変更は、あなたの意図にトレースできる**か**、明示的に仮定（assumed）として記録されているか、のどちらかでなければなりません。黙った未記録の変更は拒否され、正直に記録された仮定は通されます。狙いはエージェントに判断を禁じることではなく、*黙って*判断することを禁じることです。

## 仕様化ではなく、recognition（見て分かること）

あなたは完璧な仕様を先に書くよう求められ**ません**。それは移転しない専門スキルであり、エキスパートですら不可能です——仕様は作りながら発見されるものだからです。

代わりに、あなたは **recognition（見て分かること）** で統治します。エージェントが表面化した決定を見て、人間の言葉で判断する。同意すれば **ratify（承認）** し、しなければ **reverse（撤回）** する。これはほぼ誰もができることであり——だからこそ、すべてのオペレーターがシニアエンジニアでなくても、AI 製システムを仕様どおりに保てるのです。

## 決定のロック：持続的な堀

ここが競合に簡単には真似できない部分です。一度 **ratify（承認）** または **reverse（撤回）** すると、その裁定は**ロック**されます——後の実行が黙って上書きできません。次のエージェントは、あなたが既に決着させた問いを決め直せないのです。

これが重要なのは、苦労して得た発見があるからです。指示が 1 行あるだけで、いまのモデルは黙って決める代わりに*止まって尋ねる*ようになります——つまり「止まって尋ねる」はやがてすべてのモデルに焼き込まれたコモディティ挙動になります。どのモデルの重みにも焼き込まれ**ない**のは、**あなたのプロジェクトに蓄積されロックされた決定**——\*「この新しい作業は何と整合していなければならないか」\*への答えです。その記録はあなた固有のものであり、そこに持続的な価値が宿ります。

> モデルはコードを*書く*ことでは賢くなり続けます。しかし*あなたの*決定の連続性を担うことは決してありません。意図台帳がそれを担います。

## 製品のどこで見るか

* [**Spec Studio**](/planetz/ja/gotono/spec-studio.md) — 意図を起草し、要件をトレースする。
* [**Decisions**](/planetz/ja/gotono/decisions.md) — エージェントの決定をレビューし、承認または撤回する。
* **タスク Deck** — ドリフトや保留中の決定が、マージ後ではなくカード上に現れる。

## 次に読む

* [ハーネス：事前承認しない統治](/planetz/ja/tonarue/harness-governance.md) — 台帳が安全なゲート実行にどう繋がるか。
* [マルチエージェント艦隊](/planetz/ja/tonarue/multi-agent.md) — 台帳が決定を記録する、そのエージェントたち。


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